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小澤征爾さんがウィーン・フィルより「名誉団員」の称号を!

世界の最高峰のオーケストラ「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」がいよいよ今年もやってきました。一昨日、日本に到着し、昨日「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2010」の初日がサントリーホールにて行なわれ、その後の「歓迎レセプション」で、なんと! 「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団から小澤征爾さんとジョルジュ・プレートルさんに『名誉団員』の称号を贈呈する」と発表があったのだそうです!!

日本人では初の快挙!! あのウィーン・フィルからの称号ですよ! 素晴しい!
と、大興奮の私です(笑)。

小澤征爾さん、おめでとうございます!

そうまさにちょうど今頃、小澤征爾さんへの贈呈式(2010年11月2日13時30分~ サントリーホール・ブルーローズ)が行なわれている頃です。なんだか…不思議な感動が…^^

本来なら今回のこのツアーも小澤さんが振るはずだったのですが、小澤さんの体調不良ということから、見送られました(その後代役として指揮台に立つはずだったエサ=ペッカ・サロネン氏も、つい先日、急遽来られなくなるという大アクシデント続きでしたが)。

小澤征爾さんは、癌との闘病生活の末にご本人いわく「癌から卒業できました」ということで、指揮活動も再開される予定ではありましたが、今度は持病の腰痛から、指揮台に立つことが出来なくなってしまったのだそうです。

実は私、小澤さんの指揮を今年(2010年)の9月に長野県で初めて体験したんです。それはサイトウ・キネン・フェスティバル松本での最終日のこと。チャイコフスキー作曲の「弦楽セレナード」の第1楽章という10分足らずの1曲のみでしたが。サイトウ・キネン・オーケストラとの見えない絆で結ばれたような指揮者とオーケストラとの信頼関係が音楽の呼吸となり、そしてそれを見守った観客たちの雰囲気…全てが素晴しくて、最初の音が響いた瞬間からぼろぼろ涙が溢れ、号泣してしまったコンサートだったのです。

あの時の深みのある音は、いまだに耳に焼き付いていて、今思い出しても涙が出そうになります。世界のトップを走る指揮者って言葉には表わせないような凄いオーラを持っているのだ…と初めて感じました。そして日本のオーケストラのレベルの高さも同時に感じましたよ^^

そんな小澤さんの嬉しいニュースが急遽飛び込んできたのでお昼休みに一気に書きました(制限時間1時間はつらいし、文章もボロボロのようなっっっ)。あとからちょぼちょぼと直していくかもしれませんが。と、なんとかお昼休み終了の1分前に投稿です。