クラシックのコンサートはどんな服装で行ったらいいの？

「クラシック・コンサートって、どんな服装で行ったらいいの？」って時々質問されることがあります。

日本のコンサートの場合は、ドレスアップしなければいけないとか、そういう厳しい規制はほとんどないですし、自由でかまわないと思います。とはいえ、あまりにもラフ過ぎる格好はやっぱりちょっと場違い的な感じもしますし、演奏される方にも何となく失礼かな…って私なんぞは思ってしまいます。

じゃあ、どんな服装が…？

ということで、この記事では、簡単に気をつけた方が良いと思われることを思いつくままにあげてみますね。

× 露出の多い服装はＮＧ！

例えばホールの構造上、特に２階席以上に多いのですが、前の方の席と後ろの方の席で高低差が結構あるんですよ。しかもお客さんたちは座っているわけなので、前の席のお客さんが後ろを振り返ると高い山の上を見上げるような角度になってしまうんです。階段が急というわけではないのですが、ちょっと「え？」って思うくらい、下から見上げる角度になるんです。ということで、ミニ・スカートだと覗かれてしまう危険度がかなり高いです^^;

足がニョキニョキと出ているショートパンツもちょっと浮いちゃいますね。まあ、学生さんたちの定期演奏会的なお友達たくさん呼びましょう！なんていうコンサートだとそういう方も時々いらっしゃいますが、本来のプロのコンサートでは避けた方が良い服装です。

スカートであれば、膝丈より長めがベターですね。

今年（2014年）の秋は、ひざ丈より少し長めのミモレ丈スカートも流行りなので、コンサートにはピッタリなイメージの物が多く出回っていそうです♪

少しラフなトップスを合わせても「きちんと感」を作りやすいと思いますよ♪　　 ↓

たとえば、これ　↑　は、
YOOX.COM（ユークス）で見つけたお洋服。（モデルのスタイルが悪くてごめんなさい ^^;;）

ブラウス＝「AXARA PARIS（アザラ・パリ）」（フランスのブランド）
スカート＝「P.A.R.O.S.H.（パロッシュ）」（イタリアのブランド）

素足よりもちゃんとストッキングやタイツを履いた方が、よりホールに寄り添った服装になります♪

YOOX.COMでスカートを探したい方は、こちらからどうぞ
ユークスでひざ丈以上のスカートを探す

同じスカートは売り切れてしまいましたが、お好みの物が見つかるかもしれません♪

× 清潔感のないヨレヨレな服装ってどうなの^^;

まぁ、これはコメント書く必要はありませんね。ただ、意外とプロの批評家の先生たちで時々こういう服装の方がいらっしゃることがあるのだとホール関係者から聞いたことがあります^^;;　ホール側の方としては「お帰りください！」って思わず言いたくなることもあるのだとか…。こんな悪いお手本はマネしないようにお気をつけくださいませ（笑）。

あと、オシャレでも破れたジーンズ等もＮＧですね。

やっぱり演奏者が正装でステージに立つわけですから、敬意をはらって聴く側もちゃんとした気持ちで聴けるように、ある程度の「きちんと感」は必要だと思います。

男性の場合は、やはり清潔感のあるお洒落なメンズにエスコートしてもらえるとコンサートも２倍楽しめそうですし、お洋服には気を使ってもらいたいと個人的には思います。

ビジネス・スーツでもOKですが、最近は土日のコンサートも多いので、オフ用のお洋服もあると良いですね。オススメはオンワードのメンズページです！
こちら→オンワード・クローゼット・メンズ

あと、オンワード・クローゼットさんの「スタッフ・コーディネート」のページも参考になるファッションがたくさんなので、ぜひ覗いてください♪

× 華美過ぎも気をつけて！

あまりにキラキラし過ぎたお洋服もホールでは浮いてしまうので気をつけましょう（笑）。香水のつけ過ぎもＮＧです！

× 動くたびに音が出てしまう服装は睨まれます（笑）

素材によっては動くとシャカシャカ音が出ちゃうお洋服だったり、アクセサリーとかバッグにつけている小物とか鈴みたいに音が出てしまうような物もＮＧです。これ、意外と盲点なので気をつけましょう！