世界でも屈指のピアノ・コンクールの一つ、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、中国人ピアニストの張昊辰(Haochen Zhang・19歳)さんと共に、全盲の日本人ピアニストの辻井伸行さん(20歳)が優勝したという朗報が入りました!! 嬉しいニュースですね!!!
快挙です!!
このヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールは、チャイコフスキー国際コンクール第1回優勝者である、ピアニストのヴァン・クライバーンを祝して1962年から4年に一度開催されているアメリカでのコンクールです。かつて、ラドゥ・ルプー、アレクセイ・スルタノフなどの優勝者が出ているコンクールで、優勝者には、賞金2万ドル+アメリカ内外を含むツアーコンサート契約、米ハーモニア・ムンディからのCDレコーディングが約束される等が与えられるというビッグなコンクール。辻井さんは、日本人で初の優勝者ということになります!
辻井伸行さん、
ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール
優勝おめでとうございます!!!
辻井伸行さんは、1988年東京生まれ。初めて彼の演奏を聴いたのは、テレビ朝日の「ニュース・ステーション」だったのではないかと記憶しています。おそらく彼が小学校の高学年くらいだったのではないか…と。聴いた曲名までは覚えていないけれど、確か…ドビュッシーの曲。美しい粒立ちのよい音が並び、色彩感溢れる音色で、豊かな感性を持ったすごい子がいるのだと強い印象を持った覚えがあります。しかも、全盲だなんて…。
そして、辻井さんが師事されていた先生の一人の川上昌裕氏からも偶然彼の話をうかがっていたので、余計に印象が強かったのだと思います。目が見えないので、最初は全部川上氏がピアノを弾いて、辻井くんが音を覚えて、やっと1曲になっていく…という気の長い練習を積み重ねていらっしゃったそうです。小学生の頃からの印象が強いせいか、どうも「さん」づけに抵抗があり、タイトルも「くん」づけになってしまいました(笑)。
99年よりテレビ朝日が取材を続けているので、もしかすると特番が期待出来るかもしれませんね!>と、こんなところでリクエストしたって、聞いてもらえるわけないかな(笑)。
辻井さんのオフィシャル・サイトはこちら↓
http://www.nobupiano1988.com/news/index.html
辻井さんは、12歳から演奏活動をされているので、すでにコンサートのスケジュールは下記URLで見るとビッシリのようですが、帰ってきたら、きっとおめでとうコンサートが追加されるのではないかと期待しています♪
コンサート・スケジュールはこちら↓
http://www.nobupiano1988.com/schedule/index.html
YouTubeで演奏を聴いてみたい人はこちら
鳥肌がたちました。そして、その後から深い感動がわき上がります。涙が出てきました。
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〈CD&BOOK〉(この他にもたくさん本やCDを出されています♪)
指揮者・佐渡裕さんとの共演。
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番(コンクールでも弾いた曲です。)
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ラフマニノフ (1873-1943)/Piano Concerto 2 : 辻井伸行(P) 佐渡裕 / Berlin Deutsches So +liszt
CDで共演している佐渡さんのコメントがここで読めます。
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http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090608-OYT1T00787.htm?from=nwla
お母さんが書かれた本です。
「りんごは赤」と色を教えていた時、伸行くんが「今日の風は何色?」と尋ねたのだそうです。この1フレーズからも彼の感性がうかがえますよね!!
辻井いつ子/今日の風、なに色? 全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ば
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