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星の音楽をクラシックで探すと♪

昨晩あたりから、オリオン座流星群が見えるようで、天文好きの人にはウキウキの期間のようですね♪

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オリオン座流星群の速報画像=撮影:佐藤幹哉さん(国立天文台)、観測地:山梨県鳴沢村(10月20日1時41分・画像の一部をトリミング)

来年も見られるということですが、来年はちょうど満月あたりと重なるので、今年のように新月に近い良い状態で見られるのは貴重だということです。今年は私も夜空を眺める時間を増やそうと思っています♪ 国立天文台 天文情報センターでは、見られる位置まで教えてくださっているので、とても便利ですよ☆

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(上記画像2点は「国立天文台 天文情報センター」さんが提供してくださっているものです。)
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20091019/
さて、そんなわけで、今回は「星」に関するクラシック音楽を集めてみようと考えました。

[かわいい]まず真っ先に思い浮かぶのが、なんといってもグスターヴ・ホルスト(1874〜1934年、イギリスの作曲家。今年は没後75周年です。)の組曲「惑星」。その名の通り、地球以外の惑星の名前が曲のタイトルとなっています。
「火星、戦争をもたらす者」
「金星、平和をもたらす者」
「水星、翼のある使者」
「木星、快楽をもたらす者」
「土星、老いをもたらす者」
「天王星、魔術師」
「海王星、神秘主義者」
中でも「木星」は平原綾香さんの「Jupiter」が大ヒットしたこともあり、そのメロディーは随分知られることとなりましたし、2006年8月にチェコ・プラハで開かれた国際天文学連合で、太陽系の第九惑星から外され、「矮(わい)惑星」となってしまった冥王星のニュースの時にも、ずいぶん話題になりました。

幸いなことに(?)、この組曲が作られた当時というのは、まだ「冥王星」は発見されていなかったということで、ホルスト自身は作曲していなかったのだそうです。だから、はずす、はずさない等というもめごとには巻き込まれなかったようで、良かったような…(笑)。

とはいえ、「惑星」からはずされる前は、やっぱり全部入っていなきゃ! というのが世の常(?)だったようで、指揮者のケント・ナガノさんが、コリン・マシューズ氏に作曲を依頼し、「冥王星」という曲が作られたそうです。そしてコンサートやCD録音でも、ホルストの曲の最後に組み合わせて演奏する機会も一時期随分増えたようです。

SCIMG3796.jpg私が持っているCDは
サイモン・ラトル
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のもので、
実は冥王星付き。といっても、この盤は2枚組で珍しく他の小惑星の曲も取りそろえているという貴重なもの。Disk1に惑星、Disk2に小惑星を収録されています。冥王星がDisk1に入ってしまっているのは、発表(惑星除外)前後の発売だったように記憶していますので、しょうがないでしょうね(笑)。
ホルスト ( Gustav Holst )組曲『惑星』、他
サイモン・ラトル&ベルリン・フィル(2CD)
レーベル=EMIミュージック・ジャパン
規格番号=TOCE-90034/5

同じ物でもこちらの輸入盤はお安くなっております。

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ホルスト「惑星」
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[かわいい]さて、次は、モーツァルトキラキラ星変奏曲を挙げさせていただきます♪
この曲を初めて聴いた時、実は私とてもあこがれを抱きました。ヴァリエーションの途中がCMで使われることもあったり、耳に心地よい曲です。クラシック音楽初心者の方には馴染みのあるメロディーが次々に変奏されていくので聴きやすくお薦め出来る曲です。お薦め盤は大好きなアンドラーシュ・シフの演奏を挙げておきますね。また、ピアノを習っていらっしゃる方は是非とも弾く方にもトライしてもらいたい曲です♪


きらきら星変奏曲ーモーツァルト:ピアノ小品集

[かわいい]オペラからも一つ。
ジャコモ・プッチーニ(1858〜1924、イタリア生まれの作曲家)の『トスカ』というオペラから「星は光りぬ」というテノールのアリアを。プッチーニの曲は荒川静香さんがオリンピックで金メダルを取られた時に「誰も寝てはならぬ」という曲を使用していました。同じ作曲家です。秘かに私はプッチーニのことは結構気に入っているのですが、昔から何故か恥ずかしくてあまり人前では言えないでおりました(謎)。
お薦め盤は、王道のパヴァロッティ盤で。

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パヴァロッティ「スーパーヒッツ」
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[かわいい]そして、最後にコレ。
驚きました(笑)。「ズバリ!」のCDを発見!!
これは視聴したことがないので、内容は謎ですが…。

ユニバーサル・ミュージック 型番=POCL 4743 価格(税込):2,000円
現在Amazonの中古盤のみのようです。
メンデルスゾーン/「宵の明星」とか、J・シュトラウス2世/天体の音楽とか収録されています♪
ラフマニノフのプレリュードというのが入っているのだけれど、作品番号が記載されていないので、謎だらけのCDですが。多分op32-12あたりかなぁ〜と想像中。キラキラとした星みたいに聴こえるかもしれませんゆえ。

吉松さんの作品でも見つけました。作風からきっとキラキラした星を連想したくなる曲を期待してしまいます(*´艸`)

さて、今宵の天体ショーはどんな様子でしょう?

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コメント

  1. MUUSAN より:

    「ジュピター」と言えば、モーツァルトではなく、ホルスト!こんな風になるなんて、隔世の感があります……って何歳だ!?その昔(SPレコード時代だと思います)、モーツァルトの交響曲第41番は「木星交響曲」と呼ばれていたらしいですが、その当時、木星そのものがどれだけ一般知識として持たれていたんだろな?と余計なことを考えてしまいます。

  2. kontenten より:

    PLUTO(プルート)は、ご存知ディズニーのキャラクター
    ですよね^^;Aアセアセ
    そして、冥王星を英語で云うと、これになります。
    やはりアメリカ人が発見した冥王星には、彼らの
    思い入れを表したモノと思います。
     私が持ってる【惑星】のCDですが・・・
    バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック
    つい¥1000って価格に負けました^^;Aアセアセ

  3. chicory より:

    えー。「冥王星」付きというバージョンがあったんですか。
    知りませんでした。
    近年、「木星」を聴く機会が多いなぁと思ってましたが、
    そういえば日本の歌手が
    歌っていたからなのかもしれませんね。

  4. うさ より:

    >MUUSAN
    ををををを…!! そうでしたね! モーツァルトも「ジュピター」がありましたね! ああ、私としたことが…浮かんできませんでした…。(結構、この3曲も考えてやっと浮かんだんですよっっっ)
    >隔世の感
    だなんて…寂しいことを…(笑)。おおよそ、同じくらいの年齢じゃないかと思っていたりするんですけれど…。あるいはMUUSANの方がお若いような気もしていますけれど…。
    確かにモーツァルトの時代に「木星」に関してどれだけわかっていることがあったのか…と考えると微妙ですけれどね(笑)。でも、「木星」の愛称はモーツァルト自身がつけたのではないんですよね?

  5. うさ より:

    >kontentenさん
    そうそう!! プルートはディズニーキャラですよね☆ 惑星から外される時にいじけていたんでしたっけ(大嘘)? いじけていたかどうかは知りませんが、話題になったことを思い出しました☆
    バーンスタイン@ニューヨーク・フィルですか! なんだか良さげですね。廉価版の1000円は確かに即買いしてしまいそうです^^

  6. うさ より:

    >chicoryさん
    そうなんですよ。>冥王星付きヴァージョン
    しかも、ラトル盤は、他の小惑星に関しても、このCDのために委嘱されて、
    小惑星4179トゥータティス、オシリスに向かって、セレス、コマロフの墜落、なんてマニアックな星の曲がDisk2に収録されているから、ある意味とてもこった仕上がりになっています^^
    平原さんが歌われたことで浸透した「木星」はメロディーがどことなく日本人にとっても懐かしさを感じるような音階だからかもしれませんよね☆

  7. MUUSAN より:

    はい、そうなんです。
     モーツァルトの交響曲第41番に付けられている「ジュピター」の名は、木星のことではなくローマ神話の神の名前からきています。1745年に生まれ1815年に亡くなったザロモンという人が、この曲が堂々として輝かしく王者の風格があることから、こう名づけたということです。
     これまで、第41交響曲はおそらく演奏される機会の目処もないまま書かれ、モーツァルトの生前には演奏されなかったのではないかと言われてきました。しかし、近年の研究では彼の生前、作曲後まもなくに初演されたかもしれないとも言われています。
     ……同世代ですよね。きっと(笑)。

  8. うさ より:

    >MUUSAN
    あるほど〜。そういうことだったんですね。
    モーツァルトに関する研究もこの数十年でずいぶんいろいろなことがわかってきているようですよね。モーツァルト研究家の第一人者の海老澤敏さんなどもまだ頑張っていらっしゃるんでしょうかね〜☆ 研究の成果というのはとても興味深いこともあれば、ちょっとがっかりさせられることもあれば、様々ですが、モーツァルトが自分で初演を聴いているのであれば、何となく私的には嬉しいかな(笑)。いくら天才でもやっぱり自分の音をしっかり確認した上で楽譜を残していたと思いたいので♪
    …それでは…同世代ということにしておきましょうね(笑)☆

  9. きこじじ より:

    天国のホルストさんも、びっくりしているでしょうね。
    この中では、「星は光りぬ」をぜひ聴いてみたいです。
    夜中に10分ほど上を向いて眺めていましたが、周りが明るすぎてか見えませんでした。><
    首が痛いです…

  10. ぴんくま より:

    いまいち曇りで残念ですが、
    明後日くらいまではチャンスがあるかな~?
    オットが見たがっているので、
    仲良く首痛くなろうかな、と♪
    そうそう、今回のクリームは、
    実はxmaxさんからお話戴いたもので。
    先方からアプローチがあったりするので、
    面白いアフィリサイトだと思いますv

  11. うさ より:

    >きこじじさん
    ホントに。ホルストさんもびっくりですよね(笑)。
    「星は光りぬ」は名演が多いと思うのですが、このダイ・ユーキャンも聞いたことのない名前だなぁ…なんて思ってあまり期待もせずに聞いたら、結構イケてまして♪ 他に入っている曲もオペラのアリアとしてはメジャーな曲ばかりなので、聞きやすいCDだと思います☆
    この記事をアップした晩に、私も自宅ベランダから見てああ明る過ぎるから見えないだろうなぁ…なんて思っていたら、結構大きめの流れ星を目撃!! あんな綺麗な大きなのは初めてで大興奮でした! けれどその後は不発に終わっています。。。首が痛くなりますよね〜。

  12. うさ より:

    >ぴんくまさん
    この記事をアップした日も、薄曇りで、回りの明るさにダメだろうなぁ…と思っていたのですが、上記(きこじじさんのレス)にも書きましたが、1つだけ諦めて家に入りかけた時に見えたのでした。その感動ったら・・・!! 一人で興奮していました(夫は早寝でさっさと寝ておりましたので)。ぴんくま家はご主人と仲良くぜひぜひご覧ください(笑)。
    >xmaxさん
    だったんですね。って今まで聞いたことない会社さんのような…。ぴんくまさんのページからまた偵察に行ってみますね♪ 情報ありがとうございます☆

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