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「調律師―ショパンの能」10月新宿御苑で再演!

ヤドヴィガ・ロドヴィッチ・チェホスフカ氏というポーランド人が、なんと日本の伝統芸能の「能」を創作してしまったというのが、「調律師―ショパンの能」

2011年に、ショパン生誕の地、ポーランドで上演(ワルシャワ国立劇場)され、日本でも国立能楽堂を始め、何度か上演されてきたという「能」と「ショパン」のコラボレーション企画です。

毎回、大好評で、この10月には、新宿御苑のイギリス風形式庭園にて再演されるそうです!

 

「森の薪能」で再演!

 

2014年に再演されるのは、新宿御苑で開催されている「森の薪能(たきぎのう)」の30周年記念特別公演として。

ちなみに「薪能」というのは、

画像用1ピンク主として夏場の夜間、能楽堂、もしくは野外に臨時に設置された能舞台の周囲にかがり火を焚いて、その中で特に選ばれた演目を演じる能楽。(wikiより)

あ、能のことは全く知らない私なので、自分の言葉で書けずにごめんなさい状態ですが、なんとも興味深い演目ではありませんか! 想像しただけでも幻想的な世界が広がります。

それこそ日本の伝統芸術の一つであるのに、敷居が高いイメージがあって興味はあってもなかなか足を運べない「お能」です。クラシック音楽とのコラボということであれば、こんな私でも行ってみても良いのでは…? と考えてしまいます(笑)。

 

あらすじ

ショパンが恋人のジョルジョ・サンドとすごし、数々の名曲を産みだしたフランス、ノアン村の別荘が舞台。そこにショパンの親友画家であるドラクロワが訪ね、調律師も現れる。そして…

 

左はショパンの恋人サンドとショパン(ドラクロワ画、この絵は下書きで後に2枚の絵になります。)右はドラクロワ

左はショパンの恋人サンドとショパン(ドラクロワ画、この絵は下書きで後に2枚の絵になります。)右はドラクロワ

 

ショパンの心情を、ショパンの曲と共に能の舞で表現するシーンなどもあるのだそうです。能としてのショパンがどのように私たちの心に入ってくるのか、とても興味深い内容のようです。

 

ショパンは小山実稚恵さんの演奏で!

 

今回、そのショパンを演奏されるのは、実力、人気共に日本を代表するピアニストの一人、小山実稚恵さん! 私の大好きなピアニストの一人です^^*

小山さんは、数々のコンクール入賞歴も素晴らしいのですが、お忙しい合間を縫って、今でも定期的に震災の被害を受けた子供たちのために、東北へとコンスタントに足を運ばれていらっしゃり、何度かお会いしてお話させていただいたこともあるのですが、本当に素敵な女性で、人としても憧れの方でもあります♪

この「能」の中で演奏される曲は下記の4曲。

  • 子守歌  変ニ長調 Op.57
  • 前奏曲曲集より第4番 ホ短調 Op.28-4
  • 夜想曲 第7番 嬰ハ短調 Op.27-1
  • 夜想曲 第20番 嬰ハ短調 「遺作」

どんな世界が広がるのか、ぜひ行ってみたい演目ですね。伝統芸能に触れてみたい方も、入門編として、もしかするととっつきやすいのかもしれません。

この公演は、チケットぴあにて購入出来ます。前回までのこの演目は早いうちにソールドアウトになったそうです。今回も急いだ方が良さそうです。

〈追記〉
2014年のこの公演は残念ながら中止されてしまいました。払い戻しなどは、購入されたページでご確認ください。

チケットぴあで購入された方は、こちら
狂言「萩大名」/能「調律師-ショパンの能」icon

 

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