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クラシック音楽と花〈その1〉ラプソディ・イン・ブルー☆バラ

京成バラ園に行き、以前から興味のあったクラシック音楽に関わる名前のバラを探してきました。写真に収めたものを少しずつ公開していきます♪

第1回目は「ラプソディ・イン・ブルー」!
(これは、以前のブログからお引っ越ししてきました。)

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「ラプソディ・イン・ブルー」は、「のだめカンタービレ」のエンディングにも使われていた曲なので、ご存知の方も多いと思います。心を掴まれる印象的な曲です^^

「ラプソディ・イン・ブルー」はこんな薔薇

「ラプソディ・イン・ブルー」という名前を持つ薔薇は、四季咲きの中輪(花径6~7cm)。濃い赤紫色で咲き始めて、独特な紫色(グレイッシュ・パープル)に変化が楽しめる薔薇です。高貴な色という印象を持っています♪

王立英国バラ会で、芳香賞(エドランド・メダル)や金賞を受賞した他、多くの賞を受賞している薔薇なのだそうです。

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つぼみの形はいかにも「オーソドックスな薔薇!」という感じですが、開いていくと、「いかにも薔薇です!」という花の形とは少し違っていて、ひらひらとした花びらが軽やかな薔薇なのです。

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「ラプソディ・イン・ブルー」はこんな曲

アメリカの作曲家、ジョージ・ガーシュウィンが作曲。(1898年9月26日 ― 1937年7月11日)

ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin、1937年)

ジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin、1937年)

ガーシュウィンは、ジャズとクラシックの融合を試みた作曲家です。どこか懐かしいアメリカの雰囲気の曲調が多いように思います。それは独特な和声によるところなのでしょうね♪

そして、「ラプソディ」というのは、日本語で言うと「狂詩曲」という意味。

有名なところでは、ブラームスの「ハンガリー狂詩曲」あたりは一度は耳にされたことがある曲かもしれません。「狂詩曲」という名前を持つクラシック音楽は、民族的な色彩をもった自由な音楽のことです。「ラプソディ・イン・ブルー」もまさにそんなアメリカらしい自由さが伝わってくる曲だと思います♪

ラプソディインブルー_3360

名前の後半の「イン・ブルー」については、いくつか説があるのですが、ジャズに用いられる旋律、「ブルーノート」のブルーという説が有力みたいですね。

ブルーノート・スケールというのがあって、ジャズのドレミファのことなのですが、これがまたちょっと面白いので、簡単な動画にしてみました。(動画は32秒です。)

ブルーノートというのは、アメリカ黒人音楽の旋律にあらわれる音階的な特徴で、三度・五度・七度の音に半音下げたものを加えた音階のこと。だから、普通に「ドレミファソラシド」を弾いた時と比べてこんな感じで違ってくるのです。

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ということで、動画の後半はおそらくみなさん聞いたことのあると思われるあの唱歌の旋律をブルーノートスケールで弾いてみました。わかったかなぁ~(笑)?

要は、こんな感じの音階が「ラプソディ・イン・ブルー」の曲の中に現れてくるということなのです^^

 

「ラプソディ・イン・ブルー」のオススメ音源

「ラプソディ・イン・ブルー」は、ちょっとコケティッシュで、落ち込んでいる時もそばで見守っていてくれるような元気をもらえる曲じゃないかなと思います。たくさん音源も出ているのですが、名盤と言われている中の一つとして、下記のバーンスタインの弾き振り盤をあげておくことにしましょう♪

ガーシュウィン(1898-1937)/Gershwin Rhapsody In Blue An American In Paris: Bernstein / Nyp Columbia

ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー
指揮・ピアノ:レナード・バーンスタイン
コロンビア交響楽団
録音:1958年(ステレオ)

ガーシュウィン/パリのアメリカ人
指揮:レナード・バーンスタイン
ニューヨーク・フィルハーモニック

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コメント

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