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お誘い〜内藤晃さんのピアノ・リサイタル

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しんしんと降り積もる雪の夜は
辺りが静寂に包まれる。
暖かい暖炉のそばで
ぼんやりと窓から外を眺めている…。
北国育ちの私は何故だかそんな光景を思い浮かべながら、ショバンを聴いていた。音楽を聴いているのに、とても静かなのだ。こういうショバンに出会ったのは初めて。静かな夜に心地よい音が滑り込んでくる。そして、じわじわと体を温めてくれる音色が心にも染みてきた。
まるで耳元に優しい言葉を囁かれるているような…心地よい音楽。
そして、彼は音楽を心から愛しているという気持ちがよくわかる。
美しい音に酔いしれた演奏会だった。
↑これは昨年2月に行なわれた内藤晃さんのピアノ・リサイタルの感想です
(mixiにアップしたものを転用)。

ご本人の許可をいただけたので、今回は写真入りで登場していただくことにしました!
と言いますのも、なんと今度の日曜日、内藤さんの演奏会が行われるのです。
もっと早くお知らせ出来ればよかったのですが…。(終了しました。)

彼の演奏を初めて聴いたのは彼がまだ中学生だった頃。私は30代くらいだったかな〜(ちょっとにごし気味に)。
当時から、世の中には凄い子がいるものだわ…と思っていたけれど、見事に開花したという感じです。

〈内藤晃ピアノ・リサイタル〉

2009年11月15日(日)14時開演 津田ホール(交通アクセスはこちら
[るんるん]演奏曲目
バッハ/パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828
グラナドス/組曲「ゴイェスカス

〜恋する男(マホ)たち」第1部

〈愛の言葉〉、〈窓辺の語らい〉、
〈灯火のファンダンゴ〉、
〈嘆き、美女(マハ)とナイチンゲール〉
ヤナーチェク/霧の中で
シューマン/幻想曲 ハ長調 作品17

曲目はちょっとマニアックと言えばマニアックです(笑)。だけど内藤さんは、たくさんの色彩の引き出しを持ち合わせており、そこから紡ぎ出される音楽は本当に素晴しいものなので、きっと最後まで飽きずに聴けると思いますよ♪
うさうさ超お薦め印をつけたいところです!

内藤さんは先月20日にCD第2弾もリリースされました。私はまだ聴いておりませんが、おそらくまた素晴しい音楽が詰め込まれていることでしょう♪(コンサート当日会場販売もおそらくあるのではないかと思います)

[ぴかぴか(新しい)]CD情報[ぴかぴか(新しい)]


チャイコフスキー(1840-1893)/The Seasons: 内藤晃(P) +janacek 吉松隆

コメント

  1. MUUSAN より:

     謹んでお悔やみ申し上げます。
     うささんの気持ちが回復するにはすごくすごく長い時間が必要でしょうが、どうかがんばってください。

  2. うさ より:

    >MUUSANさん
    暖かいコメントを残してくださり、ありがとうございます。MUUSANさんこそ、お身体大丈夫ですか?(落下事件)
    心はこれからも完治するということはないと思いますが、思い出だけはしっかり残っているし、きっと天空(まだ到着していないと思いますが)から父が見守ってくれていると信じ始めているので、私自身前をしっかり向いて生きていきたいなと思っています。

  3. chicory より:

    素敵なピアノ・リサイタルのようですね。内藤さんのホームページも拝見しましたが、こちらも素敵。
    リサイタルの曲目、かなーり好みなんですが、ちょっと都合がつかないので、今回は残念ですが・・・。
    でも、ご紹介くださってありがとうございます。
    お父様のこと、お悔やみ申し上げます。何もできませんが・・・うささん、ご無理なさらないでくださいね。

  4. うさ より:

    >chicoryさん
    HPも見てくださったんですね。ありがとうございます♪
    彼は中学生の頃から大人顔負けの知識もあり、文章も上手だったんですよ。今はピティナさんで連載ももったりしていて、そのあたりもHPには載っていたと思います。
    その昔ユーリ・エゴロフというとても美音のピアニストがいて、私とても好きなピアニストなんですけれど(エイズで34歳という若さで亡くなりましたが)、内藤くんもまたエゴロフが好きで、その音楽がダブって聴こえてくるような面もあったりするんです。コンスタントに演奏活動は続けていくと思いますので、またの機会には是非♪
    それから…父のこと。お気遣いくださり、ありがとうございます。

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