本屋大賞を受賞した「羊と鋼の森」を読みました♪

ちょっと前のことになってしまいましたが、4月12日に
「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 2016年本屋大賞」に宮下奈都(みやした・なつ)さんの「羊と鋼(はがね)の森」(文藝春秋)が決定しましたね♪

毎年、目利きの本屋さんたちが選んでいる本なので興味津々! 今年は「調律師」が描かれている本だと小耳にはさみ、これは読まなければ! と購入しました。

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「羊と鋼の森」は、

“”画像用1ピンクピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。文藝春秋HPより)

 

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新垣隆&礒絵里子デュオ・コンサート「ロンド形式のように東京文化会館に帰ってきました!」

クラシック・コンサートってこんなに「愉しい」ものだったっけ? 思わずそんなことを考えてしまったコンサートでした。

クラシック音楽の楽しさを1人でも多くの人に届けたいという新垣隆さんの想いが礒さんとのコンサートによって形になったんだろうな…と、なんだか私まで嬉しくなるようなコンサートでした。

終演後のお二人
終演後のお二人

 

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ラローチャおばあちゃんを悼む

2003年に80歳だったアリシア・デ・ラローチャさんが惜しまれながらピアニストを引退されました。そして先日(2009年9月25日)、スペイン・バルセロナで天に召されたというニュースを聞きました。享年86歳。

 

このニュースを聞いた時、なんだかどんよりと悲しい気持ちになりました。私は一度もラローチャおばあちゃんの生の演奏会には足を運んだことがないのに、なぜだかとても親しみを覚えていたこともあって…。

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清らかな音2〜まもなく開幕!

2016年の東京五輪招致アピールのため、10月2日にデンマークのコペンハーゲンで開かれる「国際オリンピック委員会(IOC)総会」に鳩山由紀夫首相が出席すると発表されたことが大きな話題になっていますね♪

オリンピックといえば、来年2010年にカナダ・バンクーバーで開催される冬季オリンピックとパラリンピックがとても楽しみですが、実はもう一つのオリンピックがクラシック音楽界にもあるんです。
それは「国際障害者ピアノ・フェスティバル 2009」(前・ピアノ パラリンピック)。
オリンピックのプレ・イヤーとなる今年、このピアノ・フェスティバルが、まもなくカナダのバンクーバーにて幕をあげます!!

バンクーバー国際障害者ピアノフェスティバル
(Vancouver International Piano Festival by People with Disabilities 2009)

〈日程〉2009年
[かわいい]9月30日———開会式(at Christ Church Cathedral)
[かわいい]10月1・2日—大会(at Tom Lee Music Hall &Christ Church Cathedral)
[かわいい]10月3日———出場者による演奏会(at UBC Chan Centre)
[かわいい]10月4日———閉会式(at UBC Chan Centre)

世界16か国から参加する79人。日本からは53人が出演する予定。
そうなんです! 大半が日本人。実はこのフェスティバル、日本から発信されたものなんです。第1回は4年前の2005年、「ピアノ・パラリンピック in JAPAN」と銘打たれて開催されました。そして今回は第2回目を迎えるんです。「パラリンピック」という名称は一度許可がおりたものの、スポーツとの区別をして欲しいとの要請があり、現在は上記のような名称になってしまったのだとか。「ピアノ・パラリンピック」の方がわかりやすいのに…と思うのは私だけではないと思いますが…。スポーツ界のお偉いさんたちは…(以下自粛)。その辺の経緯については、おおよそのことが下記の本の中にも綴られています♪


ピアノが私に翼をくれた障害をもった「天使」たち
近藤裕 著
アチーブメント出版 刊
2,625円(税込)

さてさて、演奏の内容はというと、出演される人たちの何名かの演奏を3月と7月に実際にホールで聴いてきました。3月のことは本館の「うさうさの月記帳」「清らかな音」に書いてあります。彼らの演奏を聴くととても勇気づけられます。そして彼らの音がどれだけ清らかに感じることか。2回のコンサートでひしひしと感じました。心から応援したい気持ちでいっぱいです!
精神的な病を抱えている出演者は、本番パニックにならないようにお祈りしたいし、身体の病を抱えている人は、ちょっとした体調の変化で硬直したり、痙攣したりするようなので、万全に整うように…と願います。
どうか、みんな普段通り弾けますように!!
出演者のうち何名かは地方新聞等のインタビューや取材記事が掲載されているようですので、参考URLとして載せておきますね。(他にもあるのですが、私が7月に演奏を聴いた人を抜粋しました。ただ新聞社は古い記事は削除されてしまう可能性もあることをご了解ください。また、その下には、私が演奏を聴かせていただいた時の印象などを少し入れておきました。)

[かわいい]山崎理恵さん
http://www.jiji.com/jc/c?g=jfn&k=2009091600605
足が動かなくなってしまったのでペダルの代わりになる器具を口で操作しながらの演奏。もともとピアニストだった山崎さんは、フレージングもとても丁寧です。ペダルのことは目をつぶって聴いていると全くわかりませんでした。

[かわいい]野田あすかさん
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090912ddlk45040660000c.html
広汎性発達障害、右足の不自由なこと、左耳感音難聴というたくさんの障害を抱えているのに、その音楽性はマルタ・アルゲリッチ(ピアニスト)のようにも思えました。彼女の表現力の深さにはどんどん引き込まれ、目を見張る演奏でした。

[かわいい]鈴木凛太朗さん
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090919ddlk28070519000c.html
ダウン症で右手首欠損、内臓疾患で、右手に指はついていません。今回演奏するベートーヴェンの「悲愴」(ピアノソナタop13)の第2楽章も、先生にアレンジしてもらい、2年もかけて最後まで弾けるようになったのだそうです。

http://whatsnew.hellobc.jp/2009/09/bcnews-0909-02.php
そして、障害者と言えば、まだ記憶に新しいヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した盲目のピアニスト辻井伸行さん(この時の記事は別記事に書いています)の新しいCDが9月16日に発売されました! 今はフォトアルバムのCMにも登場されていらっしゃいますね。恩師の川上昌裕先生(実は川上先生とは、田舎の先生が一緒。つまり同門なのです!!)のお写真もとても素敵なCMです♪
辻井くんの音色は心にとても沁みます。優しいです。暖かいです。いくら形容しても届かない何かがあります。
コンサートはほとんど即完売状態なので、せめてCDで浸ってみるのはいかがでしょうか?
今回リリースされたのは、2005年のショパン・コンクールのCD。この時は「批評家賞」を受賞していました。

10月追記
「バンクーバー経済新聞」に開会式の様子が掲載されました。

http://vancouver.keizai.biz/headline/698/

 

追記:野田あすかさんのCD&本


野田あすか/発達障害のピアニストからの手紙

 


ピアノ作品集/野田あすか: 哀しみの向こう (+dvd)

 

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「トムとジェリー」とクラシック音楽

ピアニストのラン・ランと「トムとジェリー」は切っても切り離せないからラン・ランが大好きな私は「トムとジェリー」のことをもっともっと知りたくなってしまいます。しかも、ラン・ラン・ネタの時の皆様の食いつきどころは、やっぱり「トムとジェリー」(笑)。

ということで、「『トムとジェリー』とクラシック音楽」なんて大それたタイトルをつけ、調べ始めてしまいました。
これ、調べ始めてわかったことですが、かなり「クラシック音楽」との関係が深いと判明。とても一度のブログ記事では補いきれないくらいです。
それで、とりあえず、まずは代表作からご紹介していきますね。

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