クラシック・コンサートへ行く時の春夏のお洋服は、FLANDRE(フランドル)で探したい ♪[ワンピース編☆ef-dé(エフデ)、Maglie(マーリエ)]

先日、『FLANDRE ONLINE STORE 2013年春夏新商品説明会 』があり、南青山にあるプレスルームにお邪魔してきました。

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FLANDRE(フランドル)というと、私も個人的に大好きなブランドが勢揃いしている会社。INED(イネド)、ef-dé(エフデ)、LE SOUK(ル・スーク)を始め、7-I Dconcept、YVON、PLASIS、Clear Impression、Brilliantstage、等々。
今回は、コンサートにお出かけする時に選びたくなるようなお洋服を中心に取材してきました♪ 何を着て行こう…って迷われている方はぜひ参考にしてくださいね^^
ちなみに、コンサートのマナー編は別記事(一覧は→こちら)にあげてありますので、そちらも参考にどうぞ。

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「カラマーゾフの兄弟」ドラマのオリジナルサウンドトラック盤と読書のためのクラシック名曲集とどちらをチョイスする?

今年の1月12日からフジテレビ系でスタートしたドラマ「カラマーゾフの兄弟」。それぞれの俳優さんたちのカラーがすごく印象的ですね。原作は19世紀のロシア文学を代表するフョードル・ドストエフスキー。最後の長編小説と言われたものがドラマ化され、話題になっていることは皆さんもご周知の通りのことと思います。
原作についてとかは、文学を勉強していたわけじゃないし、実際読んでいないので、この記事ではパスですが(笑)、ドラマで使われている音楽がとっても興味深いので今日はちょっと探ってみたいと思います。

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事業仕分けとクラシック音楽

いろいろ波紋を呼んでいる「事業仕分け」。あちらこちらの無駄なうみを出す上では良いたたき台となっていると感じます。
ただ、100%これらの方針が正しいかというと、そうではないですよね。これは蓮舫さんもおっしゃられておりました。これを機会に反省点なども含め国民から意見をいただき、更に良い方向へと位置づけたいと。
この「事業仕分け」実はクラシック音楽業界も大わらわ状態になっているようでして。まずは、下記、記事と、You Tubeにて、世界的な名指揮者・小澤征爾さんと、民主党の幹事長・小沢一郎氏の「Wおざわ」対談を見てください☆
“財団法人の一部オーケストラについて、省庁OBの天下りで人件費がかさんでいる現状を説明。「財団法人の無駄を削らず、貧乏な民間オーケストラにしわ寄せがいくのは無理がある」と見直しを求めた。”

(毎日jp 12/10付より)

http://mainichi.jp/enta/art/news/20091210ddm005010058000c.html

実際にどこのオーケストラもとても継続していくのが大変だという話はあちらこちらから聞いております。必要な経費、不必要な経費、これを明確にすれば、「見直しを求める」のは有りだと私は思います。
そして、そんなことを考えながらこのブログをアップしようかどうか迷っていた時、友人から下記の情報をいただきました。もし、何か感じることがある方がいらっしゃれば、幸いです。
以下コピペです。

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民主党による事業仕分けによりオーケストラやそれに準ずる活動への予算が来年度から廃止・大幅削減される事になりそうです。 具体的には全国のオーケストラで発表されている来年度の定期演奏会な どの公演の殆どが中止・プロジェクトの廃止となってしまいます。
オーケストラが行う子供の為の音楽教室も無くなります。 そして1番大きな問題は日本の殆どのオーケストラが潰れてしまうとい うことです。日本のプロオーケストラ、ウインドオーケストラは国からの支援、企業 による援助によってようやく演奏会を開く事が出来ます。
華やかな舞台 とは違い少ない予算と沢山の努力によってやっと経営出来ているのに国 からの予算削減・事業廃止と言われたらたちまち仕事がなくなりオーケ ストラは解散するしかなくなります。
このままだと全国に2つしかオーケストラが存在しなくなるかもしれません。
そうするとコンサートもオペラも、接する機会が無くなります。職を失 うのは指揮者、楽団員だけでなく、事務局の方々、音楽事務所の方々、 ホールを使わなくなれば赤字になり結局ホールの職員の人たちも生活が 厳しくなります。一つの分野が衰退していけば様々な所に波及し、日本 に芸術分野が存在しえなくなります。
小澤さん、飯森範親さん、中村紘子さん、藤岡幸男さん、作曲家の三枝 さんなど楽界を代表される方たちが芸術文化を守るため活動してくだ さっています。 皆さんにも文化を守るため今の状況をご理解頂いた上ご協力して頂きた いことがあります。
これを読んで頂いた方にお願いがあります。文化庁へ意見の申し立てのご協力をお願いしたく思います。
皆さんにEメールを2通送って頂くことにより事態が変わっ て行くかもしれません。
お忙しい中恐縮ですが芸術、音楽の必要性を政治家、仕分け人、行政、 そしてたくさんの人に理解してもらう為に是非ご協力お願い致します。
メール(携帯、PCなどなんでも構いません)の内容ですがその際件名は
1通目件名:事業番号「4」事業名「文化関係1ー独立行政法人日本芸 術文化振興会」
2通目件名:事業番号「5」事業名「文化関係2—芸術家の国際交流 (学校への芸術家派遣)」
本文(共通):中川正春文部科学副大臣
後藤斎文部科学大臣政務官宛
1件目本文:『芸術創造活動特別推進事業助成金の削減・廃止に反対します。』
2件目本文:『プロ・オーケストラによる本物の舞台芸術体験事業の廃止に反対します。この事業は日本の文化活動を底支えしようという事業、また子供達の感 性を豊かにし、将来の日本を担う人材を幅広く育てよう、という事業だ と考えます。この事業の継続を強く希望します。』
宛先はnak-got@mext.go.jp期限は12月15日になります。
今沢山の人の声が必要です。沢山の人にこの事態を知って頂き、ご協力をお願いしたいです。
芸術は儲かるものではないのかも知れないし、すぐ結果が見えるもので はありませんが生きていく上で無くてはならないものです。皆さんのご意見是非発信してください。
長文ですが読んでいただきありがとうございました。締め切り間近です みません。ご協力よろしくお願い申し上げます。
もし嘆願書をお送りいただける場合、住所と署名をよろしくお願いします。
——-
以上、あるとこからの記事の転載です。
メールの締め切りは明日(12月15日)ということです。
メールは民主党議員中川正春(http://www.masaharu.gr.jp/)、後藤斎(http://www.g510.jp/)宛となります。
関連web
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925.htm
ここの文化関係午後の部10をご覧下さい。
http://www.asyura.com/09/senkyo74/msg/1007.html
関連ニュース
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009120701000474.html
http://www.asahi.com/culture/update/1207/TKY200912070349.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091207-00000052-mai-soci
http://www.excite.co.jp/News/society/20091207/20091208M40.021.html

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以上コピペ終了
ということでした。
オーケストラ・ファンならずとも、クラシック音楽に少しでも関わっている人たちにとっては、とても重要な問題だと思います。
こういうところに意見するというのはいくら書くことを決めてもらっても勇気のいることだと思います^^;
まぁ、だけどこういうことでもないかぎり、私なんかは意見を述べるなんて一生ないかもしれませんが(笑)。
100%上記通りじゃなくってもちろん良いと思うのです。人にはいろいろ考えることがあるから。ちょっとこれから、メール文を考えてみようかな…と思っております。

 

 

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シリーズその4☆コンサートへ行こう〜マナー編〈1〉ホールは響く設計になっています♪

〈演奏会のマナーについて〉その1
さて、コンサートにお出かけした際、気をつけなければいけない大切な「マナー」についても今日は少し触れてみたいと思います。

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星の音楽をクラシックで探すと♪

昨晩あたりから、オリオン座流星群が見えるようで、天文好きの人にはウキウキの期間のようですね♪

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オリオン座流星群の速報画像=撮影:佐藤幹哉さん(国立天文台)、観測地:山梨県鳴沢村(10月20日1時41分・画像の一部をトリミング)

来年も見られるということですが、来年はちょうど満月あたりと重なるので、今年のように新月に近い良い状態で見られるのは貴重だということです。今年は私も夜空を眺める時間を増やそうと思っています♪ 国立天文台 天文情報センターでは、見られる位置まで教えてくださっているので、とても便利ですよ☆

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(上記画像2点は「国立天文台 天文情報センター」さんが提供してくださっているものです。)
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20091019/
さて、そんなわけで、今回は「星」に関するクラシック音楽を集めてみようと考えました。

[かわいい]まず真っ先に思い浮かぶのが、なんといってもグスターヴ・ホルスト(1874〜1934年、イギリスの作曲家。今年は没後75周年です。)の組曲「惑星」。その名の通り、地球以外の惑星の名前が曲のタイトルとなっています。
「火星、戦争をもたらす者」
「金星、平和をもたらす者」
「水星、翼のある使者」
「木星、快楽をもたらす者」
「土星、老いをもたらす者」
「天王星、魔術師」
「海王星、神秘主義者」
中でも「木星」は平原綾香さんの「Jupiter」が大ヒットしたこともあり、そのメロディーは随分知られることとなりましたし、2006年8月にチェコ・プラハで開かれた国際天文学連合で、太陽系の第九惑星から外され、「矮(わい)惑星」となってしまった冥王星のニュースの時にも、ずいぶん話題になりました。

幸いなことに(?)、この組曲が作られた当時というのは、まだ「冥王星」は発見されていなかったということで、ホルスト自身は作曲していなかったのだそうです。だから、はずす、はずさない等というもめごとには巻き込まれなかったようで、良かったような…(笑)。

とはいえ、「惑星」からはずされる前は、やっぱり全部入っていなきゃ! というのが世の常(?)だったようで、指揮者のケント・ナガノさんが、コリン・マシューズ氏に作曲を依頼し、「冥王星」という曲が作られたそうです。そしてコンサートやCD録音でも、ホルストの曲の最後に組み合わせて演奏する機会も一時期随分増えたようです。

SCIMG3796.jpg私が持っているCDは
サイモン・ラトル
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のもので、
実は冥王星付き。といっても、この盤は2枚組で珍しく他の小惑星の曲も取りそろえているという貴重なもの。Disk1に惑星、Disk2に小惑星を収録されています。冥王星がDisk1に入ってしまっているのは、発表(惑星除外)前後の発売だったように記憶していますので、しょうがないでしょうね(笑)。
ホルスト ( Gustav Holst )組曲『惑星』、他
サイモン・ラトル&ベルリン・フィル(2CD)
レーベル=EMIミュージック・ジャパン
規格番号=TOCE-90034/5

同じ物でもこちらの輸入盤はお安くなっております。

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ホルスト「惑星」
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[かわいい]さて、次は、モーツァルトキラキラ星変奏曲を挙げさせていただきます♪
この曲を初めて聴いた時、実は私とてもあこがれを抱きました。ヴァリエーションの途中がCMで使われることもあったり、耳に心地よい曲です。クラシック音楽初心者の方には馴染みのあるメロディーが次々に変奏されていくので聴きやすくお薦め出来る曲です。お薦め盤は大好きなアンドラーシュ・シフの演奏を挙げておきますね。また、ピアノを習っていらっしゃる方は是非とも弾く方にもトライしてもらいたい曲です♪


きらきら星変奏曲ーモーツァルト:ピアノ小品集

[かわいい]オペラからも一つ。
ジャコモ・プッチーニ(1858〜1924、イタリア生まれの作曲家)の『トスカ』というオペラから「星は光りぬ」というテノールのアリアを。プッチーニの曲は荒川静香さんがオリンピックで金メダルを取られた時に「誰も寝てはならぬ」という曲を使用していました。同じ作曲家です。秘かに私はプッチーニのことは結構気に入っているのですが、昔から何故か恥ずかしくてあまり人前では言えないでおりました(謎)。
お薦め盤は、王道のパヴァロッティ盤で。

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パヴァロッティ「スーパーヒッツ」
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[かわいい]そして、最後にコレ。
驚きました(笑)。「ズバリ!」のCDを発見!!
これは視聴したことがないので、内容は謎ですが…。

ユニバーサル・ミュージック 型番=POCL 4743 価格(税込):2,000円
現在Amazonの中古盤のみのようです。
メンデルスゾーン/「宵の明星」とか、J・シュトラウス2世/天体の音楽とか収録されています♪
ラフマニノフのプレリュードというのが入っているのだけれど、作品番号が記載されていないので、謎だらけのCDですが。多分op32-12あたりかなぁ〜と想像中。キラキラとした星みたいに聴こえるかもしれませんゆえ。

吉松さんの作品でも見つけました。作風からきっとキラキラした星を連想したくなる曲を期待してしまいます(*´艸`)

さて、今宵の天体ショーはどんな様子でしょう?

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ノーベル平和賞受賞のオバマさんのCD

オバマ大統領が「ノーベル平和賞」を取られたそうで、アメリカ国内の反応は様々なようですが。
私は結構オバマさんのことは好きだけれど、本当に「平和賞」に該当する人なのかまではよく知りません(笑)。イメージ的には平和を目指している人のように思うから、この賞にふさわしい展開をたっくさん期待したいところです☆
さて、オバマさんというと、日本人の考えることは…凄いというのか、商魂たくましいというか、よくわかりませんが、9月30日に下記のCDがリリースされました。

Yes We Can!ーオバマ・クラシック
Avex Classics AVCL25449
通常価格(税込) : ¥1,890

オバマさんの演説のBGMにクラシック音楽が流されているというもの。
例えば、名言ともなった “Yes We Can! “のBGMには、『キャンディード』の序曲や、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界』の第4楽章とか。
” Fired Up? “ のバックに「威風堂々」の第1番とか。
これ、触り部分だけテレビで聴きましたけれど、いや〜、なかなかこれがどうして、結構イケるんですよ。以前からオバマさんの話し方って、素敵だなと思っていたけれど、その理由がこれを聴いてわかりました。
オバマさんの英語って、とってもリズミカルな気がします(英語の出来ない私なので、感覚的なことだけで書いております)。間合いとか、速さとか、とても音楽的な気がするんですよ。だから、不思議と音楽にマッチしてしまう。
私は英語を勉強しているので、ヒアリングの練習にもなるかもしれませんね(笑)。
まぁ、お薦めというよりは、こんなのが出ましたよというご紹介までにしておきます☆

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究極のアンサンブルを目指して〜浅田真央ちゃんに期待!

アンサンブルって、人と合わせて弾く、つまり、相手を思いやって相手の音楽を汲み取って(ある程度自分を押さえて)弾くのが美徳であり、醍醐味なんだと以前は思っていた私。何故「以前」かというと、ある時、マルタ・アルゲリッチ(1941~ アルゼンチン出身のピアニスト)とリーリャ・ジルベルシュテイン(1965~ ロシア出身のピアニスト)の連弾を聴いて思いっきりガツンと頭を殴られた気がしたんです。自分を押さえてというのは、ちょっと取り違えていたのではないかな…と知ったんですよね…。

アルゲリッチは近年、ソロよりもアンサンブルを弾かれることが多いけれど、彼女はアンサンブルの時でも、ソロの時のように自由気ままに音楽に向かっていると思うのです。そして、上記のジルベルシュテインもまた同じ印象。お互い我が道をいくわけだから、当然音楽もバラバラ(パラパラじゃないよ(笑))になるはず…。けれど、二人の音楽は高いところで一致していて、充分に融けあっています。時には反発しあうかのように違った提示をしていくけれど、それが相乗効果を成して更に音楽の高みに繋がっているのが凄いと思うのです。

少なくとも私の聴いたラヴェルの「マ・メール・ロワ」と、ラフマニノフの「ピアノ連弾のための6つの小品」に限ってはそう断言出来る出来だと思います。
今は私の持っているCDは、お店では見当たらないので、後者のラフマニノフの曲が入ったCDをここでご紹介しておきますね。
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アルゲリッチ/4手ピアノ作品集
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ルガーノ・フェスティバルでのピアノ・デュオをまとめたものなので、デュオ好きの私にとって、これは欲しい!!

さて、何故そんな話を始めたかというと…。
浅田真央ちゃんが今シーズンのフリーで演じるラフマニノフ/「鐘」が、10月3日「Japan Open 2009」で初公開されたことと繋がってくるのです☆(前置きのアンサンブルの話が長過ぎでしたが…)

私はこの日仕事で会社に出ていたため、テレビ東京でやっていた番組を録画しての鑑賞となりました。
多分…
見た人は同じような感想を持たれたのではないかしら…。
「音楽が重すぎるから、ジャンプがうまくいかないのでは…?」
「真央ちゃんに合っていないのでは…?」
確かに、最初は私もそんな気がしました。

けれど、巻き戻して5回くらい見たのですけれど、見えてきたものが最初と変わっていき、私の中の結論としては、上記に関した感想はちょっと「違う」ということに達したのです。
曲はもちろん「重たい」です。だって「鐘」はそういう音楽なんですもの。それを当然わかった上でタラソワコーチはこの曲を選択したはずなんです。ロシア人にとって誇りに思うラフマニノフの数多くある曲の中から、あえてこの曲を選ばれたわけですよ。だから「誰でも滑れる曲ではない」というコーチの言葉はまさに適切だと思うのです。

音楽面から言わせてもらうと、この録音かなり頑張ったと思います(笑)。おそらく、こう弾いてほしい! と言われたことは忠実に守られた感じがします。だって中間部後の1回目、2回目とテーマが表示されるところとその後、鐘とコーラス(?)後の3回、4回目のテーマが表示されるところの音色が、回を重ねるごとに変わっていきますよね。希望の光がうっすらと重さの中に見えるかのような…微妙な音色で表現されている。このあたりは、私的には鳥肌ものでした。オーケストラのメンバーは発表されていないのかしら…。「シアター・オーケストラ・トウキョウ」という、あちらこちらから集められた有志でのオーケストラと聞いたけれど。(指揮は青島広志さん)

ただ、細かな音楽の解釈的なことを言い出すとちょっと苦言になってしまう部分もあるにはあるのですが…。
例えば、一貫して何故あんな奏法にしたの(弦を細かくヴィブラートのように揺らす)とか。もともと打楽器のピアノのための曲だから、あの揺らした意図は何なのか…と思うのです。空気の中に鐘が響いて伝わる振動とか…?! それとも今回使用されたストコフスキー編曲ヴァージョンはそう弾くように指示してあるのかな…。ストコフスキー自体ヴィブラートが相当お好きだったようだから…。

それから、中間部の盛り上がりが今ひとつ欠けていたのもちょっと気になりました。もともと出だしのテンポが速めにとられているから、更に中間部では興奮してテンポ・アップして欲しかったな…。ダラダラと中間部に到達した感じで、メリハリがつかないように思うし…。もう少しアップできたら、真央ちゃんも滑りやすくのっていけるような気がします。

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ラフマニノフ自身のインタビューの中で、この部分は「『アレグロ・コン・フォーコ』とつけたかった」と言及しているくらいなんですよね。この音楽用語の一般的な日本語訳にすると、「情熱を持って速く弾く」とか、「興奮して速く弾く」とかこんな感じなんですけれど。実際には楽譜には書いていないんですよね。でも、その興奮感をもう少し表現して欲しかったというのが、大きな感想です。
♪ラフマニノフのインタビュー参考資料=「ラフマニノフ資料館

まぁ、でも何か意図があってこのような弾き方にあえて落ち着いたのかとも思いますが…。実際にその辺のことは聞いてみたい気がします。

それで、真央ちゃんの話に戻りますが、彼女の滑りは前シーズンよりも一層表現力に磨きがかかったように思いました。ジャンプは失敗しちゃったけれど、芸術的な面では、一つ一つの身体の動きからにじみ出てくる何かを感じました。動きに関しては私はド素人なので、もしかするとピントはずれなことを書いているのかもしれませんが、これは率直な私の考えです。前シーズンの最後あたりの「仮面舞踏会」で、曲とその演技がマッチして、まるで衣装も違ったものに見えてきたし、心から凄いな~って思ったけれど、今シーズンも、どんどん滑り込んでいって、音楽と高い次元で一致した時、鳥肌もの=これは化ける!! になってくると思いました。

間違いなくノリづらい曲です。1回目のジャンプで失敗しちゃったら、立ち直れないような音楽の作りになっていることは間違いありませんし(笑)。けれど、最初に書いた私のアンサンブル論?! ではありませんが、曲に合わせようと思っちゃいけないのだと思います。もちろん、相手の呼吸(この場合「音楽」)を常に感じていなくてはいけないと思うのですが、真央ちゃんの呼吸も同時に音楽に与えていかないと、飲み込まれてしまうと思うのです。真央ちゃんは力をつけているのだから、我が道を丁寧に一つ一つこなしていけばきっと高いところでその融和にぶつかるのではないかと思うのです。重たい曲の中で、軽やかなジャンプ(私は希望の光のように解釈したいのですが)が決まった時、その融合はどんな化学反応を生み出すのだろうと思うと、一人ぞくぞくと興奮してしまいます(笑)。

通常「総合芸術」というと、オペラというものがあるのですが、今後、フィギュアスケートも「総合芸術」になっていくような気がします。今まで、あまりに使用される音楽がおざなり(曲のつなぎとか「ひぃ〜っっ」って思うような曲を使われている選手も結構多かったし)にされてきた部分が、見直されてきているようで、本当に楽しみな分野になってきました。

是非、オリンピックに向けてフィギュアスケートと音楽による「究極のアンサンブル」を目指してもらいたいです☆ そして心から応援したいと思います。
真央ちゃん頑張れ!!

ふぅ。語ってしまった(汗・汗)。
ここまで読んでくださった方にはお礼を申し上げます。
ありがとうございます(笑)。
さて、この曲、もっともっと分析してみたいなと思っています。楽譜も持っているし、ピアノのCDも持っていますし、自分でちょっとだけ弾いてみたこともあるし(これは参考にならないけれど)。今後ブログに書くかどうかは謎ですけれど(笑)。
あ、一つ追記すると、「鐘」は決してマイナー思考の曲ではありません。ロシア人にとって、ロシアの教会から奏でられる「鐘」は、神聖なものだと聞いたことがあるし、小さな頃からその鐘の音を聞いて育っているという環境。ラフマニノフにとっても「ふるさとの響き」なんですよね。そのへんはポイントとして押さえておかなければいけない部分かもしれませんね^^
そこに天使のような真央ちゃんのジャンプという風が与えられたら…!!

ラフマニノフの「鐘」おすすめCDはこちらです。
もともとピアノソロの曲なので、王道のアシュケナージ盤を挙げておきます。

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Rachmaninov_Preludes
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中野友加里さんのストラヴィンスキー/「火の鳥」の選曲もちょっと興味深かったですね♪ 来年ちょうど、この「火の鳥」の初演から100年目にあたるんですよ。ご本人はこの曲をずっと使いたかったとおっしゃられていたようですが、本当に良いタイミングでの使用だと思います。私は中野さんの演技も結構好きなんですよね。衣装もとても素晴らしいデザインだと思いました!!

+++++++++

10月11日追記
「シアターオーケストラトーキョー」は、Kバレエカンパニーの専属オーケストラだとわかりました♪ Kバレエカンパニーって熊哲さんのところですよね。バレエ団の専属っていうのは、日本では初めてらしいですね。今まで知らなかったことでした。メンバーは公表されていないみたいだけれど、知りたいわ〜!!

月を見ながら聴きたい1枚

今宵は中秋の名月。
見えるかな…。
夜が少しずつ
長くなってきたね。
静かに月を
眺めていたい夜は、
何故かいつも
アチュカロさんの
「la nuit」を
そっと…
引っ張り出している。
大好きな
スクリャービンの
左手のための
プレリュードと
ノクターンから始まる
このCD。
私が今まで生きてきた中で一番心に響くCD。
アチュカロさんの紡ぎだす温かな音に包まれながら、
至福のひと時…。


(これは私の宝物。ちゃんとご本人からのサインも入れてもらっています☆)

続きを読んでくださる方はこちらから

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ラローチャおばあちゃんを悼む

2003年に80歳だったアリシア・デ・ラローチャさんが惜しまれながらピアニストを引退されました。そして先日(2009年9月25日)、スペイン・バルセロナで天に召されたというニュースを聞きました。享年86歳。

 

このニュースを聞いた時、なんだかどんよりと悲しい気持ちになりました。私は一度もラローチャおばあちゃんの生の演奏会には足を運んだことがないのに、なぜだかとても親しみを覚えていたこともあって…。

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清らかな音2〜まもなく開幕!

2016年の東京五輪招致アピールのため、10月2日にデンマークのコペンハーゲンで開かれる「国際オリンピック委員会(IOC)総会」に鳩山由紀夫首相が出席すると発表されたことが大きな話題になっていますね♪

オリンピックといえば、来年2010年にカナダ・バンクーバーで開催される冬季オリンピックとパラリンピックがとても楽しみですが、実はもう一つのオリンピックがクラシック音楽界にもあるんです。
それは「国際障害者ピアノ・フェスティバル 2009」(前・ピアノ パラリンピック)。
オリンピックのプレ・イヤーとなる今年、このピアノ・フェスティバルが、まもなくカナダのバンクーバーにて幕をあげます!!

バンクーバー国際障害者ピアノフェスティバル
(Vancouver International Piano Festival by People with Disabilities 2009)

〈日程〉2009年
[かわいい]9月30日———開会式(at Christ Church Cathedral)
[かわいい]10月1・2日—大会(at Tom Lee Music Hall &Christ Church Cathedral)
[かわいい]10月3日———出場者による演奏会(at UBC Chan Centre)
[かわいい]10月4日———閉会式(at UBC Chan Centre)

世界16か国から参加する79人。日本からは53人が出演する予定。
そうなんです! 大半が日本人。実はこのフェスティバル、日本から発信されたものなんです。第1回は4年前の2005年、「ピアノ・パラリンピック in JAPAN」と銘打たれて開催されました。そして今回は第2回目を迎えるんです。「パラリンピック」という名称は一度許可がおりたものの、スポーツとの区別をして欲しいとの要請があり、現在は上記のような名称になってしまったのだとか。「ピアノ・パラリンピック」の方がわかりやすいのに…と思うのは私だけではないと思いますが…。スポーツ界のお偉いさんたちは…(以下自粛)。その辺の経緯については、おおよそのことが下記の本の中にも綴られています♪


ピアノが私に翼をくれた障害をもった「天使」たち
近藤裕 著
アチーブメント出版 刊
2,625円(税込)

さてさて、演奏の内容はというと、出演される人たちの何名かの演奏を3月と7月に実際にホールで聴いてきました。3月のことは本館の「うさうさの月記帳」「清らかな音」に書いてあります。彼らの演奏を聴くととても勇気づけられます。そして彼らの音がどれだけ清らかに感じることか。2回のコンサートでひしひしと感じました。心から応援したい気持ちでいっぱいです!
精神的な病を抱えている出演者は、本番パニックにならないようにお祈りしたいし、身体の病を抱えている人は、ちょっとした体調の変化で硬直したり、痙攣したりするようなので、万全に整うように…と願います。
どうか、みんな普段通り弾けますように!!
出演者のうち何名かは地方新聞等のインタビューや取材記事が掲載されているようですので、参考URLとして載せておきますね。(他にもあるのですが、私が7月に演奏を聴いた人を抜粋しました。ただ新聞社は古い記事は削除されてしまう可能性もあることをご了解ください。また、その下には、私が演奏を聴かせていただいた時の印象などを少し入れておきました。)

[かわいい]山崎理恵さん
http://www.jiji.com/jc/c?g=jfn&k=2009091600605
足が動かなくなってしまったのでペダルの代わりになる器具を口で操作しながらの演奏。もともとピアニストだった山崎さんは、フレージングもとても丁寧です。ペダルのことは目をつぶって聴いていると全くわかりませんでした。

[かわいい]野田あすかさん
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090912ddlk45040660000c.html
広汎性発達障害、右足の不自由なこと、左耳感音難聴というたくさんの障害を抱えているのに、その音楽性はマルタ・アルゲリッチ(ピアニスト)のようにも思えました。彼女の表現力の深さにはどんどん引き込まれ、目を見張る演奏でした。

[かわいい]鈴木凛太朗さん
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090919ddlk28070519000c.html
ダウン症で右手首欠損、内臓疾患で、右手に指はついていません。今回演奏するベートーヴェンの「悲愴」(ピアノソナタop13)の第2楽章も、先生にアレンジしてもらい、2年もかけて最後まで弾けるようになったのだそうです。

http://whatsnew.hellobc.jp/2009/09/bcnews-0909-02.php
そして、障害者と言えば、まだ記憶に新しいヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した盲目のピアニスト辻井伸行さん(この時の記事は別記事に書いています)の新しいCDが9月16日に発売されました! 今はフォトアルバムのCMにも登場されていらっしゃいますね。恩師の川上昌裕先生(実は川上先生とは、田舎の先生が一緒。つまり同門なのです!!)のお写真もとても素敵なCMです♪
辻井くんの音色は心にとても沁みます。優しいです。暖かいです。いくら形容しても届かない何かがあります。
コンサートはほとんど即完売状態なので、せめてCDで浸ってみるのはいかがでしょうか?
今回リリースされたのは、2005年のショパン・コンクールのCD。この時は「批評家賞」を受賞していました。

10月追記
「バンクーバー経済新聞」に開会式の様子が掲載されました。

http://vancouver.keizai.biz/headline/698/

 

追記:野田あすかさんのCD&本


野田あすか/発達障害のピアニストからの手紙

 


ピアノ作品集/野田あすか: 哀しみの向こう (+dvd)

 

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