1月公開の映画「シャネル&ストラヴィンスキー」☆

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いよいよ12月に突入し、心なしか街ゆく人たちの足どりも少し早足になっているような気がします。「師走」は誰もが忙しい…。そんな中で心まで失ってしまわないように生活していきたいものです。
昨日は提携していただいているセシールさんから、「春物のカタログ」案内が届きました。こういうファッション業界はすでに春物を意識し始める季節なんですね。そんなわけで?!(どんなわけだか、無理やりこじつけっっっ)
今日は「春の祭典」という曲がメインに使われた映画のご紹介です(試写会に行ってきました☆)。
「シャネル&ストラヴィンスキー」なんてタイトルを見ただけで「へぇ〜二人はどういう関係があったの?」なんて思ってしまいましたが…。

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そうなんです! あのココ・シャネルと、イーゴリ・ストラヴィンスキーのお話なんですよ☆ 第62回のカンヌ国際映画祭のクロージング作品としても上映されたのだそうです。


シャネルといえば、香水「シャネルNo.5」を始め、超一流ファッション・デザイナー…なんて私が書くまでもない情報だけれど(笑)、ストラヴィンスキーはそれなりに名前は知られていても、意外とどんな曲を書いていたんだっけ? なんて人も多いのではないでしょうか。
ストラヴィンスキーというと、バレエ音楽が有名。「火の鳥」(1910年初演)、「ペトルーシュカ」(1911年初演)とヒットを飛ばし、その勢いにのって「春の祭典」(1913年初演)も! と思った矢先…この1913年の初演が大ブーイングに包まれ、ストラヴィンスキーさんは超〜落ち込んでしまったんです。かたやシャネルはというと…最愛の恋人を事故で失ってしまって失意の底へ…。そう。この映画はそんな場面から始まるのでした☆
ところで、「春の祭典」ってこんな感じの曲です(冒頭のあたり)。カンヌで上映された時のがYouTubeにあったので、URLを入れておきます。

この「春の祭典」って、マニアに言わせると「ハルサイ」なんて略しちゃったりするようですが、「火の鳥」の最後の頁を書き上げていたときに思いついた作品らしいのです。
「私は空想のうちに、おごそかな異教の祭典をみた。輪になって座った長老たちが、死ぬまで踊る犠牲に供したのである。」(「ストラヴィンスキー自伝」塚谷晃弘さん訳の引用を「ダンスマガジン」1997年10月号でが取り上げた記事を見ました)
このイメージをダンサーのニジンスキーに伝え、1913年に初演されたということなんですね。上のYouTubeを見てもらえるとわかりますが、映画の中でそのステージの再現があるんです。これは今見てもおどろおどろしい感じ。当時、受け容れられた人達って本当にすごいセンスを持っていたんじゃないかな…と想像します。そんな一人でもあったのがココ・シャネル。う〜ん。さすがですね。
けれど、二人はここでは出会いません。出会ったのはその7年後の1920年なんです。
そして、お互いに高め合い、自分の芸術にも磨きがかけられていくですね。
この映画、カール・ラガーフェルドというシャネルのデザイナーさんや、シャネル・メゾンのバックアップもあり、実際にココ・シャネルが住んでいたアパルトマンが使用されたり、本物のシャネルの衣裳を鑑賞出来たり、美術品ではルネ・ラリックの製品がスクリーンに並ぶという視覚的にも超豪華な作りでした。
結構過激な二人の絡みシーンもあったりします…。
あと、台詞がなんだか少ない感じで展開されていき、その分、ストラヴィンスキーの音楽が有効に使われている映画だと思いました。それぞれの生きざまと音楽と…。そんな映画です。
日本では来年1月から全国公開だそうです☆
ちなみに、この映画で使用された「春の祭典」は
サイモン・ラトル&ベルリン・フィルの録音。「ベルリン・フィルと子供たち」で使用された音源なのだそうで、演奏も最高の顔ぶれです♪

その他の使用曲は
ストラヴィンスキー作曲
「管弦楽のためのシンフォニー集」(1947年版)「ピアノ・ソナタ」「五本の指で」「五つのやさしい小品」「いけにえの賛美」
トマシュフスキ作曲「ラグタイム」、ヤレド作曲「フォックストロット・ダンス」、他
監督:ヤン・クーネン
キャスト
ストラヴィンスキー:マッツ・ミケルセン
シャネル:アナ・ムグラリス
ストラヴィンスキーの奥さん:エレーナ・モロゾヴァ(眉毛が薄くて…以下自粛)他
DVDが発売されています。
(セブンネットに飛びます)

シャネル&ストラヴィンスキー(DVD)
原作本も出ました。
 ↓ 本のページにリンクしています。
シャネル&ストラヴィンスキー(文庫本)
著:クリス・グリーンハルジェ
訳:酒井紀子
竹書房 刊
価格 750円

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“1月公開の映画「シャネル&ストラヴィンスキー」☆” への 10 件のフィードバック

  1. 私もたまたまこの映画のことを今日、雑誌で読んで知りました。面白そうですね。
    確か、シャネルとストラヴィンスキーって、バレエ・リュスで出会ったんじゃなかったでしたっけ(自信なし・・・)。
    バレエはちょっと・・・なんですが、音楽の「春の祭典」は、かっこよくて大好きです。

  2. こんばんは。
    これはかなりそそられる映画ですね。
    うささんは名曲を映像化するのはお好きかどうか分かりませんが、2000年製作のディズニーの「ファンタジア2000」で「火の鳥」が入っていましたね。
    それからWOWOWをご覧でしたら、19日(土)6:30amよりロシア映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」が放送されます。

  3. こんにちは。春の祭典を使った、というか、ストラヴィンスキーを扱った映画があるんですね!へぇ~っ!全然関係ないですが、来週11日、札幌交響楽団の定期演奏会があるのですが、そこでは「火の鳥」の全曲をやります。けど、私は「ペトルーシュカ」や「ハルサイ」(わざと省略してみました)よりも、「火の鳥」の全曲版があまり得意じゃありません。自分でもなぜかわからないんですけど。組曲版は好きなんですけどね……。私はスコアは読めませんが「春の祭典」のスコアって眺めているだけでも楽しいです。美しくて。

  4. サイモン・ラトル&ベルリン・フィルの春の祭典
    確か持っていたと思って探しましたら【幻想交響曲】でした。
     ベルリオーズも確かフランス人・・・文化を感じます。
    さて、春の祭典ですが、私の師匠(会社の部長)は
    北海道に長く暮らしたせいか、春の祭典は、北海道の
    春を思い出させると言っております。
    雪が解けたかと思ったら、アッと言う間に花が咲き出し
    短時間で色々は花々が咲き乱れる・・・これぞ【春の祭典】
    であると・・・
     映画、DVDを待って是非視たいです(^^)。

  5. >みなさま
    レス遅れてごめんなさい。
    >chicoryさん
    雑誌でもそろそろ情報が流れ出しているみたいですね♪
    この映画、見てすぐには「ふぅ〜ん」くらいだったんですけれど、時間が経つにつれてなんだかじわじわきちゃって、今思うと結構これって面白いんじゃないの? なんて思っています(笑)。
    >バレエ・リュスで出会った…
    す、すみません。「バレエ・リュス」ってなんですか?(恥ずかしいのですが…ググったけれどわからずっっ)
    えっと…ニジンスキーが中心となってロシア・バレエ団が「春の祭典」を初演したのですが、その時、シャネルは見に行っただけでストラヴィンスキーとは出会ってはいないのです(あ、ホールですれ違うくらいはしたかも…)。紹介されて出会うのはその7年後ということでした。
    「春の祭典」お好きなんですね! じゃあ、この映画はかなりお薦めだと思います☆
    >sigさん
    そそられる映画でしょう〜?(笑)
    いろいろ情報ありがとうございました!!
    ディズニーの「ファンタジア」って確か見た記憶があります。だけど…なんだかよくわからなかった(理解出来なかった)ような記憶も(汗)。あれは曲を映像化したというものだったんですね(それすら知らずに見ていたかもしれません)。「ラフマニノフ ある愛の調べ」も実は見たんですよ〜☆ この映画、もう一度見たいな〜と思います。WOWWOWでやるんですか…残念ながらWOWWOWは見られません…(涙)。女性(ラフマニノフの奥さん)の立場から描かれた作品というイメージが残っていますし、ラフマニノフの好きだった「リラの花」がとっても清々しかったことも覚えています♪ あと前奏曲作品3—2「鐘」(フィギュアスケートの真央ちゃんがフリーで使っている曲)もこの映画のBGMに使われているシーンがあるのですが、蒸気機関車と精神的に追いつめられている状況(だったと思います)とで一致して凄いな〜という記憶があります☆WOWWOWを見られる環境の方は、これまたお薦めです♪
    >MUUSANさん
    「ハルサイ」のスコアをお持ちなんですか〜〜!! 凄いですね〜☆ 私、スコアは1冊も持っていませんっっ。
    よく素晴しい曲は譜面上もとても美しいと聞きますが、ハルサイもそんな感じなのでしょうか。
    札響さんも、いろいろ手を変え品を変えで頑張っていらっしゃるようですね☆ 「火の鳥」はフィギュアの中野さんが使用したから少しは知名度が上がってきているかもしれませんが、全曲だと私もしんどいかもしれません(笑)。…というか、ストラヴィンスキー自体、ほとんど聴かない生活を送っていたし、あえて聴こうと思ったことも実は未だにない私なのですっっっ。こういう映画とか、何かのコンサートでたまたま聴きたい曲と組まれていたとか、そういう形でしか今まで触れてこなかったので、もう少し考えを改めようかな…と思っているところです。
    >kontentenさん
    ををを…!! 以前ピアノの塗装のことをおっしゃられていたという上司の方でしょうか。
    そうなんですよね。北海道の春って一度にやってくるんですよ。梅桃桜、確か同時期くらいに開花していたような…。だから5月初旬くらいってとっても綺麗な季節なんですよね。

  6. ストラヴィンスキー、、はじめて知りました。。
    お恥ずかしい限りですが、
    YouTube、ありがとうございます☆

  7. 全く知りませんでした。
    相方のストラヴィンスキー嫌いが酷いのですが、
    これは観に行きたいです。

  8. シャネルなんてトワレくらいしか持ってないけど、
    ココ・シャネルにはとっても興味がv
    映画、ファンが大喜びしそうですね~♪

  9. え――ストラヴィンスキーにこんな色気のあるお話があったなんで、びっくりしました。
    お、大人の映画ですね。見たいです!
    ランランがピアノ吹き替えののだめのも楽しみです。

  10. >みなさま
    仕事が超ハードだったため、睡眠時間を削りまくった生活をしておりました。昨日なんとか一段落して爆睡。レスが大変遅くなり申し訳ございませんでした。
    >gyaroさん
    いえいえ、恥ずかしいことはありません。そもそもストラヴィンスキーなんて作曲家はかなりマイナー系にあたると思います(笑)。というか、曲を知っている人はクラシック音楽を普段よく聴かれている方くらいだと思いますよ。かくいう私もあまりよく知りません。だけど、今回の映画を見て、ちょっと興味が涌いてきた感じです♪
    >くまさん
    これ、面白かったですよ。相方さんもストラヴィンスキーが嫌いでもシャネルはお好きでしょう? シャネルの声とか、アパートとか、とてもリアルに再現されていたり、宝飾品がなにせきれいでさすがオシャレ! という感じでした。シャネルは白と黒以外には興味を示さないとか、女性だったら、誰もが興味を持ちそうな台詞を連発しますし♪
    >ぴんくまさん
    私もシャネルはとんとご縁がなくって…。生まれてこのかた…友人のヨーロッパのお土産にいただいた口紅くらいしか持ったことがないような気がします(汗)。2008年にシャネルの生誕125周年記念があって、映画が立て続けに作られたみたいです。シャネルの生涯を描いた作品もあるようなので、ちょっとそちらもチェックしたくなりました♪
    >きこじじさん
    そうですよね〜〜。私もタイトルを見た瞬間から「え〜〜〜〜っ!?」っていう感じでしたもの。テレビ(確か特ダネだったと思います。シャネルの映画3作の紹介があって、その中の一つだったことから、調べ始めちゃったんですよね。ちょっとハードな二人の絡みシーンは誰かと見ていると居心地が悪くなるかもしれないけれど(笑)、ホント、大人の映画という感じでした。見終わってすぐよりも、後になってじわ〜〜ってくる映画だと思います。

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