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偉大なるマエストロたちと共に流れる時間

ルチアーノ・パヴァロッティが 2007 年に亡くなって、昨年ステージ・デビュー50周年だったホセ・カレーラスも引退…。となると、残るはプラシド・ドミンゴだけか…なんてちょっと寂しく思っていたけれど、なんと! 全面的引退ではないということ!!! 「引退を否定」してくれて、ほっと胸をなでおろした。

「3大テノール」と異常なブームでもてはやされた時代のもっともっと前…大学時代の頃、友人たちと「3人(パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラス)のうちで誰が好き?」なんて話題で盛り上がったこともあったっけ…(声楽が専門ではなかったけれど)。

たいてい男の子たちの人気は、パヴァロッティ or カレーラス派が多く、女の子たちの人気はドミンゴ、そしてカレーラスという人が多かったことを思い出した。そう、野性的なイメージのパヴァロッティや、情熱的に女心をくすぐるドミンゴは、男女によって結構意見が分かれていたけれど、カレーラスってそういう意味では中性的要素の強い歌い手なのかしら…!? なんとなく優等生のイメージが私の中にはあるかな。

当時、入院した時に持ち込んだカセットテープ。確かドミンゴのプッチーニのオペラだった。演目はなんだったっけ…? なんだかいろいろなことを一気に思い出してしまった。もうかれこれ○十年前になる(またこれか(苦笑))。カレーラスが白血病と戦い復活したというニュースは、何年前のこと…? つい先日だったようにも思える。

「引退する」「引退しない」「もうオペラを歌う体力は残っていないのか…?」etc. と飛び交う偉大なるマエストロたちの話題を耳にすると、時は確実に流れていて、その流れは早いものだな…なんてちょっとセンチメンタルになってしまう。

最近オペラはとんとご無沙汰気味だけど、ちょっと何か聴いてみようかな…。

 

上=Il Volo / Placido Domingo/Notte Magica – A Tribute To The Three Tenors: 魅惑のlive 三大テノールに捧ぐ(ローチケHMV)
下=世界3大テノール’94夢の競演(ブックオフ)

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